初めて狩猟用装弾を買ってみた。転用について

今日の若穂は朝から大雨。台風が近づいてきています。
さて狩猟解禁まで1ヶ月を切りました。いよいよ狩猟開始に向けて弾の購入など始めました。所持許可が出てから弾はたくさん買いましたが、それはすべて使用用途は【標的】つまり射撃場で使うためのものです。

猟友会への入会手続きも終わり、狩猟者登録も終えると【狩猟用火薬類無許可譲受票】という紙がもらえて、この紙があって狩猟用途の弾が購入できるようになります。

今日その狩猟に使うための弾を買ってきました。購入したのはMSS-20に使用するスラッグ弾(20番ウィンチェスター製 サボットスラッグ弾)です。これは単独での鹿忍び猟で使う予定の弾です。

いままでMSS-20でレッドバード(フィールドロード)は射撃場で撃ってなかなか良い結果がでていたのですが、せっかくのMSS-20なのでこのサボットスラッグ弾で100mの集弾性能を見てみたいと思います。

ところで何となく狩猟用途で購入した弾は射撃場でも練習できる。つまり転用できると知識であったのですがイマイチ曖昧なので根拠を調べてみました。

ネット上の情報では狩猟用途の装弾は狩猟期終了後の射撃大会において残弾処理して良いとの情報はありますが なら狩猟期前の練習はダメなのか??

と思いもっと法的な出所のしっかりした情報を探していたら出てきました。

警視庁が警視庁および各県警に出している通達文書です。
リンクはこちら

平成27年6月の通達文書
【猟銃用火薬類等の取扱いについて(通達)】

にてこう書かれていました。

転用消費
火取法第17条第1項第3号の規定により無許可で譲り受けた猟銃用火薬類等や、狩猟又は有害鳥獣駆除等の目的で許可を受けて譲り受けた猟銃用火薬類等について、狩猟及び有害鳥獣駆除の用途に加え、射撃場における練習射撃(狩猟、有害鳥獣駆除の練習の一環として行われる射撃大会を含む。)に使用することは差し支えない。
また、技能講習及び狩猟前練習に使用する猟銃用火薬類等について、猟銃所持者が現に猟銃用火薬類等を保有している場合には、当該猟銃用火薬類等の譲受目的にかかわらず、これを使用することができる。

ここの文章を読むとしっかりと無許可で譲り受けた装弾は射撃場における練習射撃に使用できると書いてありました。

まずは狩猟用火薬類無許可譲受票で購入した装弾を射撃練習で使用することは問題ないようです。(注意★法令は改正されることもあり、この事案は個人的な解釈です。実際の使用についてはご自身で調べて自己責任で使用してください。)

ちなみに無許可(狩猟用)⇒射撃練習はOKですが、標的用途で購入した弾を狩猟に使うことはできませんのでご注意ください。

右がサボットスラッグ弾、左は5号弾。
右がサボットスラッグ弾、左は5号弾。

あと銃所持初心者の方への情報提供となりますが、このブログで書いてある狩猟用、標的用という用語に関して解説します。

 

【弾の性能による狩猟用と射撃用】

弾には同じメーカーの同じ名称たとえばレッドバードなんかでも狩猟用(フィールドロード・FIELD LOAD)と射撃用(COMPETITION LOADとかTARGET LOAD)があります。

狩猟用は獲物をとめる事(殺傷能力)に重点を置いているので、弾頭が射撃用よりも重くて火薬も多いのが一般的です。逆に射撃用は標的の紙にむけて撃つわけですから殺傷能力よりも命中精度が求められるので仕様が異なる訳です。これは弾の性能に基づく狩猟用と射撃用の話。

【使用用途による狩猟用と射撃用】

次は用途の話。上で書いた弾の性能による射撃用、狩猟用と使用用途の射撃(標的射撃)、狩猟用とは全く別なので考え違いをしないように注意してください。これ間違えると下手すると違反で取り消しです。

弾を購入する際に警察で許可をもらって購入可能となる猟銃用火薬類譲受許可証。これで弾を購入した際の使用用途は自動的に標的射撃となります。狩猟では使えません。(用途の欄は標的射撃とだけ印刷されています)


しかしこれは使用用途であって標的射撃に先ほど紹介した狩猟用(フィールドロード・FIELD LOAD)を購入して撃ってもそれは問題ありません。なので逆もしかりです。

狩猟用火薬類無許可譲受票にて射撃用(COMPETITION LOADとかTARGET LOAD)を購入して狩猟で使うことはできます。

銃の取り扱い、装弾の購入、管理について教習で教えてもらえるのはほんの一部です。誤りが内容によっては1回目で所持許可取り消しとなってしまう事例もあるかもしれないので、疑問に思ったら聞くなり、調べるなり、警察に相談するなりしましょう。

ちなみに以前射撃場であった若いおにーちゃんの話。所持許可取り立ての人で、警察で発行してもらう猟銃用火薬類譲受許可証。これ一年に一回しか申請できないと思っていた人がいました。ので「使い切ったらまた申請すればいいじゃん・・・」と言ったら「え!何回も申請できるんですか??」って言って。こちらが逆に驚いた。

さてさてこのブログを書いているうちに長野は大雨警報が出ました。娘の中学校は台風で休校だそうです・・・うらやましい・・

追記:僕の持っているMSS-20はチョークタイプで、シリンダーチョークとライフリングチョークがあります。サボットスラッグ弾はハーフライフル銃身でしか撃てませんのでご注意ください。

 

 

 

 

 

“初めて狩猟用装弾を買ってみた。転用について” への4件の返信

  1. 残念なお知らせですが、平筒でサボット撃っても全く意味がありません。
    下手したら50mでも弾痕不明が出るかも?
    mssならフォスタースラグで100mも十分狙えると思います。

    1. ジャガお さん
      こんにちは僕のmss-20はチョークタイプでして。シリンダーチョークとライフリングチョークが使えるんです 。どっかの記事でこのライフリングチョークとウィンチェスターサボットの組み合わせが凄く良いとの情報がありまして、試してみようと思いました。レッドバードでも確かに100mある程度まとまるようですが、サボットスラッグ弾の差を実際に見てみたくて購入しました。このmss-20ライフリングチョークについてはウィンチェスター製以外はまともに回転しないようですが、それも本当か試してみます。コメントありがとうございました。また何かあったら教えてください。

  2. 平筒ですと ソーベストレが使用出来ます。
    戦車弾と同じAPF弾です、へたするとハーフライフルでサボットより精度がでると思います。
    ただ一発900円くらいしますが

    1. 弾もいろいろな種類があるので悩みますね。それにしても一発900円とはすごい値段の弾ですね、自分は最終的にMSS20とレッドバードに落ち着きました。

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