若穂シカ50kg級の解体

今日も若穂はいい天気。今日の獲物は久々のシカでした。若穂は数年前まで獲れる獲物はほとんどイノシシだったとの事ですが昨年からは逆転してシカの方が多い状況です。
実際に山を歩いても見られる足跡はシカが多いと思う、たぶん。
今日は加工施設に50kg級のシカが搬入されたので解体精肉のお手伝いにいってきました。

ただいま解体精肉時に気をつけていることは、シカ、イノシシにおける肉と骨格の形状を頭と体に入れることです。昨年11月に和歌山にて第三回ジビエサミットというジビエに関する大きな全国会議があり、そこでイノシシ、シカの解体作業見学会に参加してきました。ここで解体作業を見せてくれた講師がすごかった。

この道30年の大ベテランの方ですべての骨格と間接の形状が頭に入っているんでしょうね、ナイフが滑るように肉に入っていき抜かれた骨には、ほとんどといっていいほど肉が残っていない。

そしてスピードもすごいです。見学者に話しながらでも早いし真剣にやればイノシシなら15分で皮を剥げるとのこと。(ちなみにシカなら5分といっていました。)この人ならたしかにできそうな感じ。そんなベテラン先生の解体映像を教材に日々精進です。

シカとイノシシの解体はそれぞれ特徴があって皮剥ぎについてシカは楽です。単純にナイフを入れて剥げるところは力をいれて引っ張ればペロンと剥けます。それでも準備から初めて今は60分くらいは掛かっています。

反対にイノシシの皮剥ぎは難しい。イノシシのおいしさは皮下脂肪にあるので、ナイフを入れる際にできる限り肉側に皮下脂肪を残すように剥ぐ必要があるので今の自分では皮剥ぎに120分くらいかかります。120分掛かっても切り口がガタガタになりがちで先生の切り口にはまだまだ及ばない状況です。とにかく丁寧にいい肉ができるように意識しています。

オスのニホンジカこれで体重55kg
オスのニホンジカこれで体重55kg

さてこの50kg級のオスシカをさながら研修医が研修を行うがごとく肉と関節、骨格をよく見ながら解体を行いました。

シカ肉の主要な部位はモモとなりますが、その中でも見るだけでうまそうなのはシンタマといわれる部位です。まさにタマって感じがでている筋肉ですね。これでステーキ作ったらゼッタイうまいよね。

まさにタマ!
まさにタマ!

同僚といっしょに解体して大きくばらした後に小割りして最後にラッピングしてラベルを貼って作業終了です。協力隊に着任してから二か月半でとりあえず解体してお肉にするまでの流れはできるようになりましたが、まだまだフィールドでの経験が足らないというかほとんど無いのでまず今後はフィールドでの同行も行って経験を積んでいきたいです。

先日の太郎山登山の際には銃のかわりに望遠レンズをつけた一眼レフカメラをもって、忍び猟(単独で歩きながら獲物を探す猟)の要領で周囲をよく見ながら登ったのですが、実際に獣を見たのはカモシカだけでした。

カモシカは天然記念物ということで狩られる事がないと認識しているのか、彼らの習性もあるようですが、かなり接近しても逃げるわけでもなく草を食べておりました。カモシカではなくシカを自力で探して銃は無いのでカメラで追っかけてみたいですね。

暖かくなってきましたので。コードをつけてお散歩吾朗
暖かくなってきましたので。コードをつけてお散歩吾朗

 

 

 

 

 

 

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