平成29年だよ。あけましておめでとう

新年あけましておめでとうございます。

平成28年12月上旬に長野市若穂へ引越してきて、ようやく一か月が過ぎようとしています。一か月が経過して家の中の生活の導線が整い、生活が楽になってきました。

年末まで雪も少なく寒さも予想範囲の中でした(外気については)ので、今のところは快適な日々を送っています。
年明けよりいよいよ僕の新しい仕事となる【若穂地区 地域おこし協力隊】の任命と着任となります。

地域おこし協力隊とはいったい何なの?という方も少なくないと思いますので、ちょっと概要を紹介。

まず地域おこし協力隊は総務省(国)が主導で行っている事業で概要は以下の通り。
(総務省HP 地域力の創造・地方の再生 > 地域おこし協力隊より抜粋 )


制度概要:
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、生活の拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱。

隊員は、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る

○活動期間:概ね1年以上3年以下


とまあこんな感じでして地方自治体単位で募集を行い、現在全国の673自治体で2625人の地域おこし協力隊員が活動しています。
僕の場合は長野市にて採用されて若穂の地域おこし協力隊員として活動するわけです。
若穂では現在ジビエ振興に力を入れています。全国的にイノシシやシカ、サルなどの有害鳥獣被害が深刻な状況で地域によっては農業ができなくなるところまで追いつめられている自治体もあります。
僕がお話を聞いたある自治体では農作物を作ってもすべて食べられてしまうので、動物が食べない生姜やホップ(ビールの原料)などをかろうじて作ってます。なんて自治体もありました。それくらい被害が深刻な地域があるのです。住んでいる地域の方には申し訳ないが地方(田舎)で農業できない地域ってそれ怖すぎます。

どうして昔はそんなに出てこなかった猪、猿、鹿が増えて出てくるようになったのか?
理由は複合的な要因があるようで、農家さんが減って耕作地、放置された果樹が増えたこと、温暖化の影響、ハンターの減少などなど、理由については論文がひとつ書けるくらい複雑な要因が絡んでいます。間違いなく言えるのは猪、猿、鹿など農業に対しての有害鳥獣の数は年々増えていてこれは微増ではなく加速度的に増えてきています。

ではここ若穂ではどのような状況なのかといいますと。
平成27年度
イノシシ53、サル15、シカ4、ハクビシン19、タヌキ11、キツネ5といった具合でして、
特にイノシシに関して以前は捕獲されたほとんどを廃棄処分(埋設)していたそうです。

有害鳥獣とはいえせっかく捕獲された山の幸を活用しましょうということで、現在は若穂の高岡地区に食肉加工施設を作り信州ジビエとしてアピールしているところです。

しかしながら信州ジビエとして売り出していくにも課題が山積しています。
ジビエの材料となる猪、鹿を採る人が必要です。
採った獣を解体してお肉にする人が必要です。
若穂のジビエをアピールしてお肉を売る販路が必要です。

いずれの過程においても現在若穂では人が不足しています。
またこれらはまだまだ利益が出て事業として回る状況には至っていません。多くのボランティアに支えられている状況のようです。

ここに私たち地域おこし協力隊員が入り有害鳥獣対策とジビエ振興の二つの活動を活性化させる必要があると自分は認識しています。
まずは何を今月の仕事はじめから進めていくのか?まだまだ未知数な部分が多いですが仕事とはいえ地域のためにがんばりたいと思っています。

ちなみに地域おこし協力隊は1年契約で最大3年間と任期が制限されています。つまり遅くとも3年経過後は地域おこし協力隊を離れて自分で仕事を作るなり探すなりしなければなりません。3年というのは長いようで短い期間です。三年経過後を見据えて1月4日からスタートです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です